ハッカー、報道資料使い巨額詐欺

サクラちゃん

2015年08月12日 11:20

米連邦検察は11日、ハッキングで事前に入手した報道発表資料を使い、不正な株取引で巨額の利益を上げたとして、証券詐欺罪などで米国とウクライナの証券トレーダーやハッカー計9人を起訴したと発表した。利益の総額は1億ドル(約125億円)に上る。

 米司法当局は、報道資料を使った不正取引としては過去最大規模の被害額と説明した。

 米メディアによると、企業や団体の依頼を受けて報道資料を配信するビジネスワイヤなど3社がハッキング被害に遭った。建設機械大手キャタピラーなどの発表資料が含まれる。