驚きの結果が!北京で車の使用を2週間禁止してみたらこうなった
先日北京で行われた戦後70周年記念の軍事パレードに先立ち、市内の一部で車の使用が2週間禁止になりました。他にも何百もの工場の操業が一時期閉鎖となったそうです。そして迎えたパレード当日、そこには見たことのない風景が。
なんと、普段はスモッグで曇っている北京の空が見事に真っ青に晴れました。通常北京の大気汚染指数は、平均で500中160とされていています。この数字はどんな人にでも例外なく健康に害を与えるレベルだそうです。ちなみにアメリカの都市では、一番酷い都市でも125程度。相当深刻な大気汚染であることが伺えます。ですが、このパレードの日の指数はなんとたった17にまで下がったそうです。
残念ながらパレードが終わった翌日、工場や車の使用が許可されてからはすぐに元通りになり、大気汚染指数もすぐに元に戻ってしまったそうですが、たった2週間車を制限することで、大気汚染がここまで改善されるることが分かったことで、人々の環境に対する意識は高まったかもしれません。
たとえ毎日は無理だとしても、これからは環境のためにたまには車を使わずに歩いたり、自転車に乗ったりしてみようと思う人が増えるきっかけになったのではないでしょうか