2015年10月30日
必要なものはそんなに多くない

イイホシさんの器作りにはプレがありません。「こうかりたい」という想いが明確。それは、普段の暮らしも同じです。
ご自宅は、建築家と相談しながら、ゼロから自分たちの好きな空間をつくり上げたというコーポラティブハウス。メゾネットタイプの2階が暮らしの中心のLDKです。真っ白な空間の中心にあるのは、北欧のダイニングセットと、皮強りのソファ。l0年前にここに住み始めてから、ほとんどモノは増えていないのだと言います。
家共を置かなくてもいいように、持ち物すべてが収まるよう作りつけの収納棚を作りました。キッチンの壁面収納には、鍋から器までが収まっています。
「鍋は合羽協で買った業務用が3つだけ。どこそこの何々とい、つブランドにはあんまり興味がなくて」とイイホシさん。ただし、選ぶのは、「これが好き」と思った、シンプルな形のものばかり。
「やかんは気に入ったものがなかなか見つからなくて、耐熱ガラスのものを使っています。でも、フタの形が気に入らなくて。だからフタは使わないんです」と笑います。
あれもこれもと撤えるより、余計なものを剤り取り、それでも手放せなかったものだけで暮らすほうがずっと心地いい・・・・・・。それが、イイホシさんの暮らしの質をつくり出しているよう。
Posted by サクラちゃん at 15:33│Comments(0)
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