2016年11月09日
ウィーンの絵を見る限りでは分からない
机の背後の壁に立てかけられた剣を見れば、描かれた人物は使徒パウロを示すものであることが分かる。彼は剣で斬首されたからである。彼の髭は緩慢にこの方向転換の後を追っているようである。バウロがいかなる土地にいるところなのか、ウィーンの絵を見る限りでは分からない。

バウロは彼の信仰のために幾度も監獄に入れられた。レンブラントは、たとえばシュトウットガルトの州立美術館の絵のように、比較的はっきり投獄中と分かるパウロも描いている。その絵では格子付きの窓が描き込まれている。

バウロは彼の信仰のために幾度も監獄に入れられた。レンブラントは、たとえばシュトウットガルトの州立美術館の絵のように、比較的はっきり投獄中と分かるパウロも描いている。その絵では格子付きの窓が描き込まれている。
Posted by サクラちゃん at 11:28│Comments(0)
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